止まらないオーズネタ。
今朝、うっかり「アンクちゃん(三浦涼介くん)って、素でも人間じゃないみたいで、中性的で、なんかカナメさん(涼風真世)ぽいな」と思ってしまった。
パックとかやったら面白いんじゃね?メフィストは?シルバは???
とうっかり考え出したらもう止まらない。
アンクちゃんだけでなく他のキャストもオーズメンバーで、と妄想が暴走していく。
パック誕生のシーンで妖精王役の鴻上会長が「Happy Birthday!」って叫ぶとかどうよ!最高やん!!!
……と言っても舞台『PUCK』を知らない人には何の事やらでしょう。
えーっと、『PUCK』はシェークスピア『夏の夜の夢』を宝塚で脚色した作品で、主人公パックは歌う妖精。
「あなたは~パック♪」「僕は~パック~」と妖精の女王と掛け合いでの「誕生」シーンみたいのがあります。女王役は知世子さんね。
ヒロインのハーミアは妖精が見える女の子。子どもの時にパックと出逢い、でも大きくなって妖精を見る力が弱まって…。
ハーミアは比奈ちゃん。
ハーミアのいとこヘレンは里中くんで、魔法をかけられヘレンに夢中になるダニーとラリーは伊達さんと後藤ちゃん?
ノンちゃん(久世星佳)がやったダニーの方が森(のある土地)を手に入れようと悪だくみする方だから、そっちが伊達さん(笑)。
映司くんはユリちゃん(天海祐希)がやったロックスターのボビー。
ハーミア=比奈ちゃんは妖精を見る力を失っていたんだけど、パック=アンクちゃんの想いが通じて再び見えるようになり、でも人間のハーミアに恋したパックは罰として1年間声を使うことを禁じられる。
が、しかし。
森とハーミアを守るためその禁を破って声を使ってしまったパックはすべての記憶を失い、妖精からただの人間に変えられてしまう。
わー、人間になれたよ、アンク!(違)
記憶を失ったパックとハーミアがもう一度出逢いなおすラストシーンは本当に感動的なんだけど、そこはそれ、なぜかボビー=映司くんと出逢いなおすことにしましょう。
「あれ、おまえアンクだよな!帰ってきたのか、アンク!」
「はぁ?誰だ、おまえ!」
ってとこで幕(笑)。
あ、真木博士の出番がない…。
まぁいいや、次。
『天使の微笑・悪魔の涙』。
メフィストフェレス=アンクちゃん。やっぱり人間じゃない。翼をなくした堕天使!
これは是非見たいな。
「♪翼をなくした堕天使を人は悪魔と呼ぶ 心をなくした人間を悪魔は何と呼べばいい 悪魔は夜も眠れない この世にある限り眠れ~ない~♪」
ファウスト博士は映司くん。映司くん、最初の「老人」のところもやけに芝居がうまそうだ。
アンクちゃんに「違います、血で書くのです」と悪魔の契約書にサインさせられ若返る!
楽しいなぁ、この妄想(爆)。
ヒロインはやっぱり当然比奈ちゃんで…えっと、ヒロインの名前なんやったっけ…マルガレーテか。メフィストに騙されて破滅するお兄ちゃんがいたよね。ノンちゃんがやった役。比奈ちゃんのお兄さんだから当然アンクちゃん二役だわな(おい)。
登場人物が他に思い出せんが、リンリン(朝凪鈴)はメフィストにたぶらかされて堕ちる令嬢だったっけ。里中くん?
ヒロインの揺るがぬ愛で、ファウスト博士は救われ、メフィストは「嘘だーーーーーーっ!」と叫ぶ。
そして…再び天使に戻れたんだったっけ?
さすがに20年前(1989年の作品)だと記憶があやふや。ビデオを引っぱり出してこなければ…。
さぁそして。
『銀の狼』。やっと人間の役だよ、アンクちゃん(笑)。
『銀の狼』って『ベルばら』の次の作品だったんだっけ。『PUCK』の方が後なのね。
カナメさんがトップの時の作品で一番好きなやつ。
政争に巻き込まれ記憶を失い「銀の狼」と呼ばれる殺し屋になっていく主人公シルバがアンクちゃんでしょう。
シルバが記憶を失う発端となった事件で殺された政治家の娘がミレイユで、その暗殺を企み、ミレイユをも手に入れる(妻にする)ジャンルイが……真木博士?
もちろん人形のキヨちゃんも一緒に芝居してもらおう。
「銀の狼」を追う刑事トランティニアンが後藤ちゃんで、彼とコンビを組む新聞記者のジャンヌに里中くん、と。
映司くんは。
ユリちゃんがやったシルバの仲間レイ。
瀕死の重傷で記憶喪失だったシルバを助け、殺し屋仲間にしたのがレイで、二人で酒を酌み交わす「酔っぱらい」のシーンとかすごくいいんだけど、実はシルバの妻子を殺したのはレイの一味だった、という大どんでん返しがある。
真実を告白したレイは「俺が銀の狼だ」とシルバの身代わりになって死んでいくんだよね。
アンクちゃんの腕の中で死んでいく映司くん。そして「銀の狼」を追ってきたトランティニアン=後藤ちゃんはすべてを飲み込んで「任せろ」と言ってシルバを逃がすのよ。
いやー、いい作品だなぁ。
『銀の狼』はオープニングの「悪夢」の歌とダンスがまた素晴らしいのだよ。あれをアンクちゃんがやるかと思うと興奮しすぎて鼻血出る(アホか)。
あ、伊達さんに役がついてなかったよ。どうしよう。ミレイユのお父さんの政治家と影武者の二役? 真木博士演じるジャンルイは本物を殺し、本物そっくりのただの農夫を影武者に仕立てて自分の思い通り動かすんだよね。
ただの農夫が偉い政治家面してなきゃいけないというちょっとコミカルな難役を伊達さんなら!
……って、そんな舞台実現するはずもないのだが。
『PUCK』なんかは宝塚以外の普通の舞台でもやれそうだけど、宝塚の作品を外部でやるってないよね。ましてなぜオーズチームが(笑)。
でも三浦くん今のうちに妖精とか悪魔とか人間じゃない妖しくて哀しくてせつない役いっぱいやっといてほしいなー。
もちろんアンクももっとやってほしい。
MOVIE大戦、どういう出方になるかなぁ……。
VIVA!タカラヅカ
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