Twitterでの連載でものすごーく和ませてもらっている『すもうねこ』がついに本になりました!

ねこのお相撲さんが主人公の4コママンガなんですが、「猫ばっかりの相撲」ではありません。人間のお相撲さんの中に忽然と登場した「ねこ初の関取」、それが「すもうねこ」♪(←れっきとした四股名)

なんで猫が関取になれるのか、大銀杏が結えてないけどいいのか、ねこ関ってしゃべってるように見えて実は「声」は出てないのか、色々謎もツッコミどころも多いのだけど、しかし楽しい。可愛い。なごむ。

ねこ関のいる「こたつ川部屋」の他の力士達や、ライバルのだるま山関、人間模様もいいのですよね。

この単行本の後半では「野球賭博」や「暴力団」といった現実の相撲協会を悩ませた問題も取り上げられていて…。「暴力団」のとこはうるっと来ます。

Twitter版にはない相撲用語の解説も入ってますし、「大相撲力士すごろく」もついてます。最後の「あとがき」も……うるうる。

現実の、人間のお相撲さんの世界が混迷を極め、「本場所」がなかなか見られない中、そしてこの先もどうなっていくのか先が見えない中、お相撲好きにはたまらない、ほっこりとお相撲を楽しめる素敵な作品です。

紙でまとめて読めてホントに嬉しい。

息子ちゃんにも義母や義妹にもお勧めして読んでもらいました。みんなくすくす笑いながら楽しんでました。

ぜひ2巻、3巻と続いていきますように。

「すもうねこカルタ」もぜひ商品化してほしい。

ねこ関大好き(*^_^*)