我が家では、
「学校から帰ったら宿題と何かドリル一つ済ませてからでないとゲームをやってはいけない」
ということになっている。

「何かドリル」というのは、毎月800円で教科書に添ったプリントを送ってくれる「いちぶんのいち」か、百均で買った「百ます計算」のドリル。

「百ます計算」ドリルの最後のページには枠だけがあって、「これをコピーして問題を出してあげましょう」というふうになっていた。
何回かコピーして、私が適当に数字を入れてやらせていたのだが、どうしても数字の入れ方に癖があって、「ママ、いつも6と9が並んでるで」なんて言われるので、Excelで作ってみようと思い立った。

ネットで検索すると、すぐに出てくる。
「百ます計算」のフリーソフト。パソコンに直接答えを入力できて、答え合わせまでやってくれるというようなのが何種類かある。
でもうちはパソコンでやらせるつもりはないし、単にプリントアウトできればいいだけだ。
なので、親切に関数を説明してくれているサイトを見て、自分でSheetを作ってみた。



まずSheet2のA列とC列に「=RAND()」と入れる。
乱数を発生させるわけですね。
なんでかこの乱数が小数点以下の数字になってて不思議なんだけど、まぁそーゆーことは無視して、B列にはA列の乱数10個に順位をつける関数を入れる。
「=RANK(A2,$A$2:$A$11)-1」
普通に順位をつけると「1〜10」になるところ、通常百ます計算では「0〜9」を使うので、「−1」で1引いて、「0〜9」のランダムな数字の並びを作るわけです。
引き算用百ますの時のように2桁の数字にしようと思ったら、「−1」の代わりに「+9」にすると「10〜19」の数字の並びになると。

んで、このできたB列とD列の数字をSheet1の方で参照すれば一丁上がり。



B2のセルに「=OFFSET(Sheet2!$B$2,COLUMN(A1)-1,0)」と打って横にびーっと引っぱる。
A3には「「=OFFSET(Sheet2!$D$2,ROW(A1)-1,0)」と打って下に引っぱる。

このOFFSET関数のパラメータはなんかよくわかんないのだが、まぁわかんなくてもいいや。
できたし(笑)。

F9を押せば再計算するので、どんどんと違う「百ます」ができる。
難点は、印刷する時にいちいちF9を押して1枚ずつ印刷ボタンを押さなければならないところ。
マクロとか作ればいっぺんに10枚違う「百ます」を印刷できたりするんだろうけど、何もそんなにがんばることないか、ということで。

同じものを下にもう一段コピーして、1ページに2つ「百ます」が印刷できるようにして、ちまちま印刷しました。
一度F9を押し忘れて、同じ問題を2回印刷してしまったけど、まぁ別に同じ問題だからって答えを覚えてるわけでもないだろうから、問題ないでしょう、たぶん。

便利なフリーソフトと違って「解答」も出ないので、答え合わせは自力でやるしかありません。
親も百ます計算。
意外に時間かかんねん、これが。
特に引き算が面倒。
簡単なのはかけ算。単なる九九。

ま、ボケ防止ですね。