電子書籍版のページをちらっと見た時、聖帝サウザー様のハジけた表紙に驚き、「この絵は原哲夫ではありません。しかもコピー、トレースでもありません。」という但し書きにさらに驚いた『北斗の拳イチゴ味』。

怖いもの見たさでうっかりコミックスを買ってしまいました。

いや、発売日翌日に本屋行ったら平積みになってなくてわざわざ定員さんに尋ねてまで買ったので、「うっかり」どころか確信犯だったんですけど(笑)。

もう最初の「登場人物」と「あらすじ」だけでやられました。

色々おかしい。

「コピー、トレースじゃなくてこの絵」っていうだけですごいですから。

表紙カバーの著者さんの言葉を読む限り、別にもともとこんな画風だったわけでも、好きで北斗の拳描いてるわけでもなさそうで、なんか、よりいっそう「よくぞ頑張ってここまで似せた」ってそれだけで褒めたくなります。

このシリアスな画風で内容はギャグ。たまりません。

しかも「大爆笑」っていうのでもないんだよね。キレの悪い回もあって、ビミョーなところがまたツボ。

サウザーがメインですが、ちょこっとトキやラオウが顔出したり、五車星出てきたり。

アニメ『北斗の拳』『北斗の拳2』をCSで見てキャラとストーリーを把握している息子ちゃんもかなりウケてました。

2巻が出るかどうか微妙らしいですが(笑)、がんばっていただきたい。

いや、出ない方が作画担当さんとしてはもしかして嬉しいんだろうか。かなり描くの大変そうだから(爆)。