※以下ネタバレあります!これからご覧になる方はご注意ください!!!
関西地区は高校野球のためTVシリーズが2週にわたって放送休止になっている『仮面ライダーオーズ』。最終回前の超いいところを関西だけお預けとかホント毎年腹が立ちます。去年はその変則放送で『W』の最終回直前回を見逃しましたからね。あれはトラウマ……。(その時の話はこちら)
今年は23日に2話放送予定のようですが…テレビ欄チェックを怠らないようにしないと。
で。
そんな仮面ライダー不足を補うため、劇場へ足を運んできました。
今年も近所の劇場では2D上映。将軍様もオーズもゴーカイジャーも飛び出してきてはくれませんでした。
そう、まずは『ゴーカイジャー空飛ぶ幽霊船』からです。戦隊ヒーロー35周年、歴代戦隊物総出演の作品ですが、TVシリーズはたまにちょろっと見るくらい。
だって昔のやつしかわからないんだもん。ほとんど知らないんだもん。
という私のような世代を意識してか、映画ではゴレンジャーとバトルフィーバーJ。それならわかる!レコード持ってた!!!(笑)
野球仮面も大変懐かしかったです。永井一郎さん、長生きして下さいね。
ささきいさおさんと堀江美都子さんも声優として登場。事前にチェックしてなかったので、「あれ?今のだっけ?」…あんまりわかんなかったです…。
いつも戦隊モノは30分程度で派手にやらないといけないので、ストーリー自体にはかなり無理があるんだけど、TVを毎週見てる人にはたぶん面白いのだろうと。
「海賊の海賊版なんて著作権侵害です!」というセリフにウケました。
あとゴーカイブルーとゴーカイイエロー役がタイプです(おまえの好みなんか聞いてない)。
ゴーカイジャーが終わるともう一度「ざっぱーん、東映」というお馴染みのオープニングがあり。
あの「東映マーク」がメダルに変化し。
うぷぷ、こーゆー遊び心好きよ♪
いよいよ『仮面ライダーオーズWONDERFUL将軍と21のコアメダル』始まり始まり~~~。(いつもながら正式タイトル長い)
皆さんご存知の通り「将軍」とは徳川八代将軍吉宗=暴れん坊将軍=松平健さんのこと。
「貧乏旗本の三男坊徳田新之介だ」という名乗りや、「成敗!」など、暴れん坊将軍ファンにはたまらないセリフの数々(ってほどはない)。テーマ曲ももちろんオリジナル使い放題。
思わず苦笑してしまうほどですが、でも、ええ、嫌いじゃありません。
「暴れん坊将軍」自体はそれほど見ていなかったものの、時代劇は大好きですし、マツケンの殺陣・馬捌きはさすがだな、と思います。
何しろ将軍様は仮面ライダーですら手こずる戦闘員をバッタバッタと斬り倒していくんだ!「二大ヒーロー競演!」は伊達じゃないんだ!仮面ライダーがいなくても将軍様がいれば悪の組織に立ち向かえるんだっ!そんな馬鹿なっっっっっ!!!
まぁ下っ端戦闘員は1対多なら市民達にも負けておったが。(…最初に手こずっていた仮面ライダーの立場は…)
葵のご紋をメダル風に見せたり、徳川の秘宝にコアメダルがあったり、嘘八百好きな私にはいちいちたまらない展開でした。
もちろん将軍様ばかりが目立っているわけではなく、ライダーチームも頑張っております。
テレビ本編では引き裂かれてしまっている二組の夫婦、伊達さん&後藤ちゃん、映司くん&アンクがLOVELOVEで大変嬉しい(笑)。
でもこれ、どの時期のお話なんかな。伊達さんがいて、もちろん映司くんは紫のメダルを持ってて、真木博士チームにはウヴァもカザリもいて。アンク(体)はいなくて。
関西放映済みの44話ではウヴァとアンクが真木チームに行って、カザリが消滅(?)。猫系メダルが全部消えたわけではないから、真木博士次第でカザリは復活しそうな気もするけれど。この辺の「コアメダルと人格の関係」はよくわかりませんね。ウヴァは1枚だけで踏ん張っていたし、アンクのように人格が二つになっちゃったのもあるし。
猫系メダルが他人のコントロールを離れて人格を形成できたとして、それは“旧カザリ”の意識を引き継いでいるのかどうか?
とりあえず映画ではアンク以外のグリードは真木博士のもとに、そしてバースはまだ伊達さん。
後藤ちゃん&伊達さん夫婦は出番少なめですが、「覚悟はあるか?」「一生分なら」「上等!」とこれだけで萌えます(爆)。
そうそう、バースと言えば意外な変身もあった。劇場版はサービスがいい(笑)。
そして。
何より楽しいのが。
映司くんとアンクちゃん夫婦だ!!!
コアメダルのほとんどを敵方に持って行かれてしまって、使えるのはたったの2枚。「これじゃ変身できない」と言う映司くんに「もう1枚はこれだ」と自分を差し出すアンクちゃん(>▽<)きゃー♪
「え、でもそれじゃあ…」「失くしさえしなけりゃまた戻れる」
自分自身を託せるなんて、どれだけ映司くんを信頼しているの。夫婦の絆、うう、泣けるわ。
途中、江戸の町でもクスクシエをOPENし、お客さんに「未来のお菓子です」とアイスを振る舞う知世子さんに「俺のアイス…」と絶句するアンクちゃんも可愛い。
そしてラスト、「プレミアムアイスキャンデー」という映司くんの甘言に乗って比奈ちゃんと手を繋ぐアンク。比奈ちゃんの馬鹿力に「いてっ!」と怒るアンク。「お兄ちゃんは平気だったよ」「慣れてただけだろ!」
アンク、比奈ちゃん、映司くんが3人で手を繋いでる姿、何とも言えず幸せだった。
TVではあんなことになっているからよけい……。TVのラストもこうだったらいいのにな、って。
グリードのアンクちゃんがあと4話でどーなるのか。幸せになってほしい。
比奈ちゃんの着物姿も可愛かったし(比奈ちゃんも好きだー♪)、映司くんの着物姿もなかなか。
映司くんって年の割にすごい落ち着いた感じで、今ドキの若いイケメン俳優くん達に比べると「線が太い」から、時代劇も似合いそう。映司くんはね、大物になりそうな気がする。
あと敵方が21のメダルをはめこんでいくプレートが7×3になってて、「トリニセッテじゃん!」と思った(知らない人は『家庭教師ヒットマンREBORN!』を読んでみよう)。
そして9月からの新ライダー「フォーゼ」の顔見せ。
……画像はすでに見てて知ってたけど、改めてかっこ悪い…っていうかライダーに見えない…白いキョーダインにしか……。
「中の人」も登場。ビミョーすぎる……もう1年映司くんとアンクちゃんで行こうよ。
ディケイドの時もWの時も次の仮面ライダーになるのが不安というか「もっと今のやつ見せて!」って思ったけど……すぐに慣れるのかもしれないけど…来年の今頃は「終わらないで、フォーゼ!」とか言ってんのかもしれんけど(ありがち)。
うーん。
しかしフォーゼの中の人に対して「高校生!?若いっていいなぁ」という映司くん、君も十分若いじゃないか。ついこの間まで高校生だったでしょ!?
渡部秀くん本人は今年やっと二十歳でしょ。映司くんとしては21歳だけど…それでも若いやん。君に「若いっていいなぁ」なんて言われたらおばさんはどないしたらえーねん。
ともあれ。
1時間と少し、たーっぷり楽しませていただきました!
エンディングのクレジット出るところのアニメもすごい可愛くて良かった!!! なんかね、エスニックな、東南アジアの影絵っぽいイメージのアニメで映画のストーリーを振り返るの。もう1回見たいな、あれ。
主題歌が「マツケン×仮面ライダーサンバ」と聞いた時は「え゛ーーーーっ」と思ったんだけど、この曲がまた良いんだよ。つい口ずさんでしまう。
踊るアンクちゃんPV欲しさにDVD付CDを買ってしまいそうなほど。
暴れん坊将軍との共演、主題歌はマツケンサンバなんて、「仮面ライダーよどこへ行く」って最初はホントに不安だったけど。
全然ありでした( ̄▽ ̄)V
あとはTVシリーズの結末がホントにどうなるか。
アンクちゃんの真の欲望は……やっぱりアイス!?
アイスが味わえる体になりたい、人間になりたい、っていう想いはないのかな。コアが全部揃って完全体になったところで欲望が叶えられるわけでも、“人間”になれるわけでもないだろう、たぶん……。
そもそも3枚ぐらいコア割られちゃったよね、アンク(体)を映司くんがやっつけた時。
完全体になることはできない。メダル9枚揃うとグリード的には実は死亡フラグっぽいから、「決して揃わない」の方がいいような気もする。一度壊れたコアメダルは復活しないよね? 真木博士なら造れちゃったりする???
真木博士と紫のメダル=紫のグリードもどうなるのか。
映司くんを救うためにアンクちゃんは身を挺したりしちゃわないのかなぁ、でも年末のMOVIE大戦でアンクちゃんいなくなってたら寂しすぎるし、はてさて。
早く関西でも続きを放送してほしいわ。
見たら終わっちゃうし、寂しいけどさ。
映画
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