昨日、漢検の帰りに紀伊国屋書店に寄ったのである。

そこで息子がうっかりこんな本を見つけてしまった。



「Newton別冊・完全図解周期表」。

うちの息子はなぜかあの「元素の周期表」というやつがお気に入りで、自分でノートに書き写したり、「元素について教えてくれ」と言ってきたりする。(なので去年の夏休み、「世界一受けたいママの授業!?」というのをやった)

「これ欲しい!これ買って!!」

これ買ってってあんた、これ1995円もするやん。

しかし私自身、変に科学好きだったりするもので、ついついお買い上げ。

オールカラーの中身はなかなか面白く、全111元素の紹介も読み物として楽しめる。

昨夜は親子3人で、「金は1g2360円、プラチナは4583円、銀は43.2円」などという価格比べに興じてしまった。

私は毎日DHCの「プラチナシルバーナノコロイドミルク」というのを顔に塗っているのだが、プラチナって金の倍ほど高いのね~。まぁゼータク。

しかしいわゆる「レアメタル」の中には、1g17500円というのもあったりする(ロジウムという物質。自動車のエンジンに触媒として使われているらしい。ちなみにこれらの表示価格は2006年のものです)。金なんて目じゃない。

で。

この本には、特大の「周期表ポスター」というのがついているのだな。

表紙に、「こんな1枚が欲しかった!」と惹句が書いてある。

元素の周期表ポスターを、「これは小さい、あれはわかりにくい、こっちのもイマイチ」などと色々試して、「こんな1枚があれば」と欲しがっている人なんてそうそう多くはないと思うが。

しかしせっかくだから貼ってみた。

リビングの壁。

「4年生の漢字表」の上にどーんと。

ホントにでかいので、なかなか壮観。

「金属結合」「イオン結合」などの説明や、「もっとも外側の電子の数」なんていうのも図解されてて、なるほど「こんな1枚欲しかった」かも(笑)。

なにせこの本、2007年1月の発行で、現在までにもう9刷。

昨日も紀伊国屋に平積み。

世の中には周期表が好きな人がけっこういるらしい(爆)。

学校の教室に貼るにはいいかもな~、このポスター。

元素に関する面白ネタを仕込みたい先生とかに受けてるのかな。


本の後ろには他のNewton別冊のお知らせがついていて。

「みるみる理解できる相対性理論」とか、「ブラックホールとホワイトホール」とか、すごく面白そう。

値段が値段だけに多少躊躇するが、そのうち買ってしまうような気がする。



元素の周期表とか、学校で「試験勉強」として学ぶと「うへぇ」と思っちゃうけど、そーゆーことを離れて純粋に「雑学」的に見ると、「へぇ」と面白いものではないでしょうかね。

「これを読んで後の問いに答えよ」とさえ言われなければ、「知らないことを知る」「わからなかったことがわかる」のは楽しいことです。